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睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、病名の通り、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字からSASといいます。
この「SAS」の定義は、10秒以上の呼吸停止を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群となります。

これまで大人だけの病気と考えら、将来的な循環器障害の大きな原因として考えられておりました。

しかし、近年、小児にもかなり当てはまることがわかってきました小児の「SAS」は、脳をはじめとする全身の発育にも大きな影響を出し、また乳児の突然死も「SAS」が関係している例があることがわかってきました。

「SAS」は、顎が小さいことが発症原因の多くを占めていることから、顎の小さくなった現代人において、今後、患者数が増加するものと考えられています。

「SAS」の全身への影響

1. 循環器系疾患リスクの増大。

2. 居眠り運転の増加。

3. 集中力の低下。

4. 記憶障害。

5. 中度、交通事故の危険性6.3倍に上昇。

「SAS」の小児への影響

1. 学習能力の低下。

2. 中学の成績に影響を及ぼす可能性がある。

3. 全身、特に脳の発達障害。

4. 乳児・小児突然死の原因となりうる。

 

「SAS」・当院での治療

当院では、日本睡眠学会専門医が、睡眠外来等と連携し、睡眠に関する専門知識を有するDrによって、診療をおこなっております。現在、既に睡眠時無呼吸症候群の不安がある方(大人・小児)をはじめ、下記のような点について不安や不満がある方は、是非、ご相談ください。

 

1. 自己診断で睡眠時無呼吸症候群の可能性がある。

2. これまでの治療に対して不安や不満がある。

3. シ-パップ以外の治療法は無いのか?

4. マウスピ-スの使用感が良くない。

5. 最新の無呼吸症候群に対する治療方法が知りたい

「SAS」の自己診断

大人の場合

1. いびきをかく。

2. 昼間の眠気を感じる事が多い。

3. 疲労感がいつもある。

4. 高血圧症である。

5. 呼吸が止まったと言われたことがある。

 

小児の場合

1. 扁桃腺が大きい。

2. 肥満症である。

3. 寝つきがすごく良い(5分以内)

4. いびきをかく。

5. 就寝中の咳が多い。

6. 寝返りを頻繁にする。

7. おねしょが治らない。

8. 攻撃的な性格である。

9. 落ち着きがない。

※上記は代表的な項目です。

睡眠時無呼吸症候群
Sleep Apnea SyndromeImplunt
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